辰吉丈一郎さんのボクシング名言集。。

辰吉丈一郎さんのボクシング人生は、波乱万丈なものでした。その中で一番好きな言葉を書きたいと思います。。

 

■  辰吉丈一郎選手のスパーリング練習風景

 

https://youtu.be/73ikt2deCTw

 

この動画は、辰吉選手の全盛期の貴重なスパーリングや練習の動画です。。

 

■ 99パーセントだめ?まだ、1パーセントあるやん。。。

引用元

(http://earth-words.org/archives/16079)

 

 

この言葉は、辰吉丈一郎さんのボクシング人生で一番大きなことです。彼は幾度となく網膜剥離の危機にさらされてきました。薬師寺保栄さんとの世界バンタム級王座決定戦に敗れた後、渡米して3人のドクターの診察を受けて、許可を得て、アメリカでの試合をこなしたあと、ダニエル・サラゴサとのジュニアフェザー級タイトルマッチを日本で開催するという偉業を成し遂げました。

 

それまでは、網膜剥離にあったボクサーは、引退を余儀なくされていましたが、彼の実績により、ある一定の条件があれば、現役を続けることができるようになりました。。

 

 

 

 

■ 負けを認めるな。。(  波乱万丈、ベースボールマガジン社辰吉丈一郎著より引用)

 

 

これは、父親の粂二さんが、辰吉丈一郎少年に言った言葉です。幼い頃、丈一郎少年は、よくいじめられていたそうです。。転機は、5歳の時.、ケンカで負けて、家に帰ってきた丈一郎少年に、父親は、言いました。。ジョーよ、ケンカで負けるのは、仕方ない。。でも、負けを認めたらアカン。。勝つとか負けるとかやない。負けは認めるな。とりあえず、もう一回やってみい。そしたら、自然にできるようになるから。。

 

 

辰吉丈一郎少年は、そこから、これでは、アカンと思って、ケンカ相手に殴られても、怯まず、相手を殴り返して、その状況を打開したとのことです。。

 

負けを認めずに、向かっていくうちに、自然とその状況に慣れてきて、そのうちにできるようになる。。そうすると、相手との状況も変わってくる。。不思議なものですが、負けという状況は、つらいものではありますが、これに慣れてくると、あぁこんなもんか、と思うようになるときが来る時があります。そこからが肝心であり、では、勝つにはどうすればよいか、と、考えるようになれれば、その時から、負けではないのです。。だから、いくら負けていても、完全に負けと思わない限り、負けでは、ないのですね。。だから、負けを認めてはいけないんですね。。

 

■    前にも進めない。後ろにも戻れない。どうにもならない状況になることもある。そういう時は、できることから手をつけていけばいい。。何もできないということは、ありえない。。

引用元

(http://earth- words.org/archives/16076)

 

辰吉丈一郎さんは、網膜剥離を患った時に、周囲は皆、引退を余儀なく進めてきました。。しかし、引退会見の場で、彼はまさかの引退撤回宣言を行ったのです。。そして、彼は、渡米して、再起をかけて、日本ボクシングコミッショナーが認めてくれるのを待つだけではなく、実際、アメリカの医師の許可を得て、アメリカの地で試合をしたのです。。そういう地道な活動がやがて実を結び、日本ボクシングコミッショナーの、世界タイトルマッチのみに限定しての一戦のみ復帰できる認可を得ることが出来たのでした。。

 

前も後ろを見えない状況のこの世の中、何をしたらいいかわからない人も多いかも知れません。。でも、何かできることはあるはず。。その先のことは、わからないけど、まずは出来ることからやってみる、その先のことは、その先が知っているさ。。それでいいんじゃないでしょうか。。

 

 

■    転んだら起きればいい。失敗したら次に頑張ればいい。。僕は、そういう生き方なんよ。。

引用元

(http://earth- words.org/archives/16076)

 

実は、辰吉丈一郎さんの世界タイトルマッチにおける戦績なのですが、意外と負けていまして、負けの数だけを言えば、6敗を喫しているんですね。網膜剥離などいろいろなこともありましたが、その度に這い上がってきてタイトルをかけて、戦ってこられました。

もういいや、と思ってしまえばそれまでで終わってしまいます。しかし、そう思いつつも、もう一歩だけでも前に出てみたら何か変わるんじゃないか、そう信じてやってみる。。上手くいく、また、失敗する、そういうことを繰り返しているうちに、その道での成功や失敗の味がわかってくる。。それが、その道を極めるということかもしれないですね。。その人らしさというのは、そういうところにあるのかもしれませんね。。

 

 

■    リング上の勝ち負けは、審判が決めること。自分で自分をあきらめた時が、本当の終わりだと思っている。    あきらめなければ、チャンスは必ずやってくる。

引用元

(http://earth- words.org/archives/16076)

 

 

辰吉さんは、20歳の時に初めて世界タイトルを獲ってから、勝ったり負けたりの繰り返しのボクシング人生を歩んでいます。   その中で、もうアカンのとちゃうか?と自問自答したこともある、といいます。   しかし、必ず。悩んだ翌日には、ジムに顔を出して、ジムワークに励んでいました。本能的に、あきらめていないのですね。。

 

 

   だから、数ヶ月後には、リング上で試合を行なっています。そして、その先には、世界タイトルマッチが待っていたりするわけですね。

   誰もが、ビッグマッチを行うことはできないでしょうが、あきらめなければ、各々の力量に応じたステージなり、チャンスなりが回ってくる可能性がある、ということが言えると思います。。

 

 

■    今まで僕の身に起こった窮地は、すべて僕が原因だった。  言い訳も何もできない。  

パンチを喰わなけれは、目を痛めることもなかったし、さらに負けなければ、何も問題は、起こらなかった。

 

引用元

(http://earth- words.org/archives/16076)

 

 

辰吉さんは、自身への戒めをも、発言しています。網膜剥離のことや、負けた試合のこと、あれこれと言いたいことや、状況もあったことだとは思います。。  しかし、他人や、その環境のせいばかりにしていては、前に進まないし、また、自分が向上していきません。

何が一番の根本原因なのか、しっかり振り返って、その原因をつきつめなければ、今居る現状なりレベルから脱却して、上に登っていけないですね。  原因がわかれば、どういう姿勢、考えで、少なくとも向き合っていけば良いか、見えてくるものですね。。結果を受けとめて、どう改善していくかが、大切ではないでしょうか。。

■    自信には裏付けが必要だ。  そのためには、トレーニングするしかない。

引用元

(http://earth- words.org/archives/16076)

 

辰吉丈一郎さんは、試合が遠のいている今でも、毎日、朝のロードワーク筋肉トレーニング、ジムワークを欠かさずやっているそうです。彼曰く、いつでもリングに上がれる準備をしているんや、と。チャンスはいつやってくるかわからへんから、と言います。

   そう言い切れる理由は、やはり毎日のトレーニングが、その根拠でしょう。事実、彼の体重は、20歳の頃と変わらないと言います。トレーニングメニューも、その頃と変えていない、と言います。ただ、ひたすら続ける、これのみですね。

■   この世にたったひとつの命や。  とことん生き抜いたれ

引用元

(http://earth- words.org/archives/16076)

 

辰吉丈一郎さんは、自分流を貫いている生き方を歩んでいます。周りが何と言おうと、僕にはボクシングしかないんや。今でも、世界チャンピオンになることだけを考えているよ。と言います。ボクサーとして人生を全うする、そういう生き方を続けているその姿は、辰吉丈一郎さんしかできない生き方です。

しかし、彼はその道を歩んでいます。先に何があろうと自分の信念に基づき歩いていく。

今の時代、この考え方も自分の人生に取り入れて、ブレてしまう自分がいるのは仕方ないけど、決してブレない部分も持っておかないといけないと思いますね。。

 

 

■    目標がたとえとおくても、あきらめなければいつかたどりつく。

引用元

(http://earth- words.org/archives/16076)

 

 

辰吉丈一郎さんは、3度目の世界タイトル奪取の時は、相手がタイの貴公子と言われた、シリモンコン選手でした。辰吉さん27歳、シリモンコン選手20歳で、圧倒的にシリモンコン選手が有利と言われていました。

しかし、その下馬評を覆して見事、3度目の世界タイトル奪取を果たしました。このことは、やはりもう一度世界タイトルを獲ることを、もしあきらめていたとしたら、成し遂げられなかったでしょう。あきらめなかったからこそ、出来たことではないでしょうか。

もちろん、必ず成功する保証はないですが、まずはあきらめないことが大切ですね。

 

■    たとえ、小さなことでもいいから、やれることからやって、少しずつ前進していけばよい。

引用元

(http://earth- words.org/archives/16076)

 

辰吉丈一郎さんは、言います。煮干しを毎日、1つずつ食べるやろ。一日一匹でも、一年では365匹や。10年やったら3650匹やで。だから、毎日少しずつやることが、続けることで、すごい数になる。。だから、少しずつでもいいから同じことを繰り返してやるんや。

 

そのうちに、同じジャブでも、こういう打ち方はどうかな。。とかなってくる。そうなってくると、ちょっと違う角度から打ったりできるようになってくる。。継続するとは、そういうことです。。

 

 

 

■ まとめ

 

 

辰吉丈一郎さんが一番言いたいのは、ただ、諦めるな!ということでしょう。人間、諦めなければ、いつか道が開かれる時が来る。だから、その時に向かって、ひたすら精進しなさい。。そして、自分の可能性を信じれるのは、自分だけなのだから、自分だけは、自分を信じていきなさい、ということだと思います。。

 

引用元。。

 

 

魂の言葉

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続・波瀾万丈―不死身の哲学

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